トートバッグ製作、印刷編です。
先日、木が生い茂る道を自転車で走ることがありました。
この季節、蝉時雨がものすごいなぁ…
ミーンミンミンミン…
ワシャワシャワシャワシャ
ジーーーー
その中でも一際大きく鳴くツクツクボーシ。
個人的な見解なのですが、
この蝉が鳴く頃、学生たちの夏休みが終わる。
などと、ひとつの目安にしていたりします。
夏休みが終わればもうすぐ秋。
今年は残暑がどこまで続くんでしょう?
前回に引き続き、エコバッグの製作です。
※今回、製作過程の写真がほとんどないので文字だけになってしまいます。
見づらくなってしまい、申し訳ない。
以前作った版を使って、布に刷っていきます。
版が布にべったりくっつかないようにするため、布と版の間に2mm厚程の長細い板を2枚用意します。
なければ荒業として、長い竹串を2本縦に繋ぎ、布と接する面の縦長の辺にくっつけます。
これは印刷するときに、布にインクが滲まないようにするための工程です。必ずやっておきましょう。
事前に裁断を終わらせ、完成したあとのデザイン位置を考えながら布にマスキングテープなどで印つけ。
印を付けたところに版の端を合わせ、ずれないように万力で固定。
万力などが使えない場合は、刷る時に手で押さえます。
インクは、布用絵の具とシルクスクリーン用メディウムを、1:1で混ぜて用意。
スキージーという板を使ってインクを擦り付けるように印刷します。
このスキージーですが、代用品ができるのかと疑問に思い調べたところ、100均の雫取りワイパーなるものが代用可能だそうです。
取っ手がついているので、力加減も均一に出来そうですし、手首がいたくなりにくいことはとても有り難いです。
量産するときには、手に入れておきたいです。
印刷できたら、インク部分が重ならないように並べて乾燥。
大体1日ちょっと換気しながら放置しておけば乾きます。
シルクスクリーンの良いところは、
定着作業が要らないこと。
同じイメージが作れること。
コストが低めに出来ること。
あまりよくないところは、
作業数が少し増えること。
初心者キットなどの簡易的なものだと、インクがうまく落ちなくて、一回できれいに刷り上がらないこと。
専門的な道具があること。
探せばもっと色々出てくるでしょうけれど、特徴的なことを出すならこんな感じではないかと思います。
最後は裁縫編です。
まだまだ暑い日が続きます。
惜しみ無く冷房器具を使って、体調不良に陥らないよう気を付けて過ごしましょう。
それでは、よい週末を。
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